【日本大学芸術学部所沢校舎にて開講中のマンガ論。本年度前期の最終授業では、現在「週刊少年ジャンプ」誌上にて連載中の漫画作品 『デスノート』 (原作・大場つぐみ 漫画・小畑健)が取り上げられる。清水教授によって、本作品の、文芸作品「罪と罰」(ドストエフスキー著)との関連性が指摘された】
7月12日の授業「マンガ論」(所沢キャンパスにて)に寄せられた学生からの声147件中から12件(原文のまま)を以下に紹介します。
_______________________
デスノートをご存知とはっ!!嬉しいです。先生の目にかなうマンガは、僕のすすめる中じゃデスノートだけです。いずれ、デスノートについて先生とはじっくり語りあいたいですね。しかし、この作品にドストエフスキーの要素が含まれているとなると、僕がドストエフスキー作品を読んでも同様にハマれるかもしれません。先生のすすめている作品は、夏休み中に一通り手を出してみるつもりです。(村瀬一路・放送学科1年)
課題がたくさんあって・・なかなか充実した夏休みになりそうです。20世紀少年、とか(浦沢さんの)おもしろいと思いますよ。(塚本直毅・文芸学科1年)
先生のマンガに対するメスの入れ方には自分のマンガ論をゆるがすものがありました。とても勉強になりました。 「ろくでなしBLUSE」「特攻の拓」(森上舞子・文芸学科1年)
DEATH NOTE、大好きです。月(ライト)くんがかなり格好いい・・。第2のキラ、ミサ、何かイヤな感じですよね。DEATH NOTEは私が今一番はまっているまんがです。(椎名絵里子・演劇学科2年)
「デスノート」はジャンプで連載しているため、読んでいます。先の読めないおもしろさと、頭の良い主人公の夜神月ことキラと敵対する竜崎ことLの頭脳戦が見ていてどこか興奮します。今、ジャンプでは新しいキャラで第2の死神とミサが登場して、さらに話が深みを増してきています。(渋谷由香利・文芸学科1年)
マンガも芸術だ?(宋祉勲・文芸学科1年)
デスノート面白いですよね。僕は本格ミステリとして楽しんでいます。死神の殺し方に期待。(高井雄一・文芸学科1年)
初めて、日芸の授業らしい授業だなぁと実感しました。後期もよろしくおねがいします。(岩本真由子・演劇学科2年)
おすすめのマンガ 藤田和日郎「からくりサーカス」・・人を笑わせないと発作が止まらない病気、「ゾナハ病」、永遠の命をあたえられ死を許されない人形破壊者「しろがね」人間になりたかった人形と、人形となった人間達の戦い。最初読んだ時は、こんな壮大な物語になるとは思わなかった。是非読んで下さい。(武田英樹・映画学科1年)
今日の授業は短くてとてもよかったです。夏課題は厳しいけど、先生はいい先生です。私のオススメマンガは「天才ファミリーカンパニー」です。笑えるけれど考えさせられる部分もあるものです。二ノ宮知子さんという方が描かれています。同じ作者の作品で「のだめカンタービレ」もいいと思います。(原田麻貴・文芸学科1年)
ぜひ授業でやってみたいマンガ 西岸良平の「夕やけの詩」「ミステリアン」などなど(全部面白いです)何千回読んでも心に残るマンガだと思います。(進川桜子・美術学科1年)
on the web