2010
06.10

尾道・因島へ 林芙美子研究旅行(2010/6/5・6)

交友録, 林芙美子の文学

清水正の林芙美子『浮雲』論連載  清水正ブログ  清水正の著作
六月五日、六日は林芙美子研究のため、日芸マスコミ研究会のメンバーたちと尾道・因島を訪ねてきた。会長の坂本綾乃さんと副部長の藤野智士君はわたしについている大学院の学生でもある。詳しくは清水正ブログhttp://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/をご覧ください。
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尾道の商店街を歩いて「喫茶芙美子」を目指す。左から山下聖美さん。木暮享さん(竹久夢二伊香保記念館館長)。藤野智士君と坂本綾乃さん。
福島行きの新幹線の中では『浮雲』論を執筆しつづけた。現在書いているものはブログに載せていない。『浮雲』は全七十六章からなるが、今ようやく三十一章へとたどり着いた。今まで紆余曲折しながら「『罪と罰』と『浮雲』」論を書きあげ、その一部は清水正ブログ゜に掲載してある。今書きすすめているのは「映画『浮雲』と原作『浮雲』」で、いかに成瀬巳喜男の映画『浮雲』がきれいごとであったかを指摘している。映画『浮雲』を観て感動したことに間違いはないが、原作『浮雲』ははるかに深く人間の暗部に容赦のないまなざしを注いでいる。林芙美子の文学の凄さを日々感じながら『浮雲』論を執筆し続ける毎日である。去年の四月から書き始めた『浮雲』論であるが、一年間をほぼ毎日書き続けても、いまだ書き終えたというところまではいかない。

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