「『浮雲』と『罪と罰』について」三度目の執筆を開始した。初めのポメラで書いた五十枚を操作ミスで、二度目のポケット3で書いた三十枚を文書ラムの故障で失ったが、がっかりばかりもしていられないので三度目の執筆を開始。こまめに上書き保存をしながらようやく二十枚くらい書きすすめた。記憶をたどったところで、その記憶自体があいまいなので、要するに新たに書くつもりで書くほかはない。かつて、「千と千尋の神隠し」論も八十枚ほど、文書ラムの電池切れでなくしてしまったことがあったが、今度のほうは二回続いたのでショックは大きい。
『浮雲』が意外なところで『罪と罰』とつながっていること、書き終えたらブログで一部を発表しようかとも考えている。
『清水正・ドストエフスキー論全集』第五巻「罪と罰」論余話は四月末に刊行の予定です。
『浮雲』と『罪と罰』について
