マンガ論

マンガ論 第三回 講義

【マンガ論 課題 (再掲載)】
落合尚之 『罪と罰』(双葉社)1~5巻を読んで感想を書くこと。
提出方法はUSB、プリントアウトしたものの両方が望ましいです。
プリントアウトで提出された方も、可能ならUSBに保存して提出してください。

☆レポート枚数☆
400字原稿用紙 5枚 (2000字)
☆提出期限☆
5月18日(月)授業後
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「マンガ論」第三回講義はつげ義春の「チーコ」の最終回。
タイトルページのチーコの絵が三通りの解釈ができるというところまで話を進めて終える。
演劇学科の演技コースの学生の演技で盛り上げながら講義を進めた。
次回はつげ義春の「海辺の光景」を題材に講義を進める。
【学生の声】
peaceの箱についての再構築の話を聞いて、怖くなった。
今まで何気なくコマを読んでいたけど、1コマずつきちんと読んで、自分なりの解釈をしていくことが大事だと分かった。(放送学科1年・田村香奈絵)
改札やドアが物語の始まりになる話は興味深かった。確かに駅のホームは危険だと思う。
何か場面や場所の転換するところから、物語は始まり出すんですね。
この前、航空公園駅の改札前のエスカレーターでキスしてる男女を見ました。あのときはただ人目を気にしないで、とニヤニヤするだけでしたが、今思い直すと、彼等からは物語が始まるところだったんですね。いいものみました。(放送学科2年・堀口恵理)


幸せという箱の中に閉じ込められているという表現がとても悲しく感じられました。
結局閉じ込められたままチーコは死んでしまい、女の人も閉じ込められて死んでしまうのだなと思いました。自分もこの女の人のように決められた箱の中で生きているような気がしてかさなりました。
この様に考えながら読むとたくさんのことを自分自身の人生についても考えられるような気がします。(写真学科3年・原口奈々恵)
チーコと奥さんがここまでかぶっているとは、おどろきでした。最初に自分でこの「チーコ」を読んだときとは違う見え方がたくさん発見できて、マンガも読み方によって、こんなに違うんだと感じました。奥が深い。そして、先生の話は聞いていて飽きがこないし、楽しいです。(放送学科2年・青木美緒)
チーコが始まった最初から、私は表紙の絵が気になっていました。先生は3通りのチーコの姿を説明されましたが、どれか1つが答えではなく、3通りが答えなのだと納得できました。
しかし、背景が線(タテ線)で表されているので、私は妻か、夫の思い出の中のチーコではないかとも思えました。(演劇学科2年・世古峻佑)
「名作は『最初』にもどってくる」
たしかに、言われてみればそうだな、と思いました。
佐渡人形のケースと影の差には、本当に気づきませんでした。そう考えると、恐ろしくもすごいです。
かくされた意図を探るのは深いし、楽しいですね。
果たして先生は、私の本名をおぼえてくれているのでしょうか・・・。(どん)(演劇学科2年・三浦里紗)
「チーコ」の男は女性には受け入れ難い人物のように思えるが、実際に存在しそうで現実味のある人間くさい像であると思う。それに寄り添うか飛び立つかは、愛により決まるのではないだろうか。
「静止こそ最大の動」という先生の言葉が突き刺さった。想像こそ、無を必要とする作業はないのだ。(文芸学科1年・坂本如)
「批評が作品を成長させる」
「時代が作品を成長させる」
というお言葉に感動しました。作品を書いたらそれで終わりというわけではないのだなと思い、作家は、いえ人間は、どこまでも成長できる可能性を持っているということに勇気をもらいました。(文芸学科1年・尾形美希子)
チーコについてこんなに長く話すと思っていなかったのでびっくりしました。ひとつの話をとことん追求することが大事なんだなと思いした。(写真学科1年 財前薫)
いつも先生の授業には驚かされるというか、いかにも大学で授業をうけているなという気分になります。楽しいですね。ドストエフスキー、興味わいてきました。(演劇学科2年 小城祐介)
最後まで読んでまた初めに戻る。物語はつながっているんだ。と、新しいマンガの読み方を知った。(演劇学科2年 日比谷早紀)
批評家が掘り下げるコトも出来ない作品を書いているつもりはないが、確かに、高名な批評家の自分へのコメントを見ると新しい発見や、自分の持つことのない視点があり、非常に面白い。聴く側の一般の人にも是非受け取って欲しいものだ……。(文芸学科5年 西勇輔)
文豪がみんなドストエフスキーを読んでいると聞いて、読んでみたくなりました。マンガ版『罪と罰』をもっと理解したいです。(文芸学科1年 笠原早有実)
坂口安吾が好きなのでドストエフスキーを読んで、もう一回坂口安吾を読み直したいと思いました。(文芸学科1年 畑菜月)
チーコの役、楽しかったです。「死霊」はいつか読んでみたい作品のひとつなので改めてきちんと本屋さんを巡ろうと思いました。(放送学科2年 秋田尭律)
作者さえも想像しえなかった所で、ストーリーが展開している。私もそんなシーンに出会いたいです。(文芸学科1年 山本裕美)
マンガをもっと細かく読み新たな楽しみ方を発見しようと思わされました。(文芸学科2年 髙垣雄海)
将来漫画原作者になりたいと思っていて、毎回漫画に必要な表現を学べて大変感謝しています。これからもお願いします。(文芸学科1年 出光展大)
今日、チーコの論が完成して、全ての論がつながった時、とても達成感を感じました。(自分が論じたわけではないのですが。)一コマ一コマにたくさんの裏側がかくされていて、それを読み解くと面白さをあらためて感じました。(文芸学科1年 太細友香里)
最後の方の話はとても興味深かったです。いろいろな作家がドストエフスキーを研究して書いているとは全く知らなかったです。(文芸学科2年 八尋大地)
今日も授業が熱くておもしろかった。ひとつのマンガを掘りさげるとここまで違う見方があるのか、と毎回感心します。他の作品も深く読んで違う見方で読んでみようかなと思います。(演劇学科2年 原佳乃子)
今日でチーコとお別れなのはさみしいです、いいマンガは最後のシーンからまた初めのコマに戻るっていうのはよく分かりました! 最終回って大抵また話が続いていきそうな感じで終わりますよね。(演劇学科2年 内山菜摘)

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