雑誌研究

『安部定を読む』(現代書館)をテキストに

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「雑誌研究」第二回目講義
安部定の供述書を元に双方向性の授業展開
第一回目は安部定の供述書(第一回訊問)から
トルストイの『アンナ・カレーニナ』の
跳ぶ女・アンナと跳べない女・ドリイの話へと展開したが
第二回目はどのような展開を見せるか。
供述書から「マトリョーシカ理論」で嫉妬や憎悪をも包み込む愛の形、
自分の井戸を掘る男と相手を束縛するために柵を作る男の話
などを展開。一番受けたのが「わたし、草薙剛の味方です」
学生の感想は下に続きます。


全身全霊で100%はまだ無理だと思いました。相手は相手のやるべきことをして、そのやるべきことの中に「たまちゃんを大事にする」が入っていればいいです。自分もそういうやり方です。(文芸学科3年 玉田唯)
穴を掘る男が好きです。井戸に落っこちてばっかりです。でも人は殺しません。どちらかといえば妻を殺します。(放送学科3年 長澤麻央)
柵と井戸の話、いい話でした!!あんまり囲われても嫌だし、井戸ばっかり掘られるのも嫌。難しいです。(放送学科4年 富岡涼香)
性愛もプラトニックもどちらも愛。愛についてもっと知りたい。(映画学科4年 三木はるか)
阿部定の話を中心に愛、男と女についてとても面白かったです。でも妻子持ちに手を出すのはダメ!!自分がされたらヤダ。(音楽学科3年 横田順子)
めちゃめちゃ面白かったです。ちなみに私は、好きな人を殺すんではなく、妻を殺すコトを考えてしまいます。(音楽学科3年 二方友美)
阿部定事件がこんなに有名なのは、人の深層心理では阿部定と同じように100%の愛をそそぎそそがれる関係でありたいと思っているからだと思う。(文芸学科3年 井坂 健)
先生の話は筋が通っているというか一貫していてブレがなくてわかりやすかったです。ノートとか取りにくいので取らない方が多いですね。(放送学科3年 原田潮美)
たくさん笑いました。来週も楽しみにしています。(文芸学科4年 吉沢佳祐)
愛のマトリョーシカの仕組みが素敵に見えました。戦う男は魅力があると思います。でも、愛は相手の幸せも考えなければ成り立たないのでは?(演劇学科3年 神田知可子)
25歳です。歌舞伎の研究をようやく始められる、というところに4年生になって到着出来ました。元から研究をやりたかったので大学院に行ってその後も続けるつもりです。志というよりワガママですが貫きます。(演劇学科4年 神田舞)
私は恋愛の度に相手を殺したくなります。阿部定の名がいつも浮かびます。恋愛は100%自分が好きになるまでが面白いと思います。自分は100%好きになってはいけない。(あくまで自分に限る)就活、悩みに悩んでます。中身がないから……?(映画学科4年 浅井桃子)
去年マンガ論をとって、絶対に清水先生の授業をとろうと思い、火曜の文芸批評論とこの授業をとりました。私は自分に100%愛情をむけて欲しいのですが、そうならなくても苦しむのが嫌で、みじめになるのは嫌で、すぐに諦めます。阿部定さんの気持ちはよくわかりません。(演劇学科3年 島田桃子)
自分が求める理想の男性ほど、自分の前にあらわれてくれない。結局男も女も裏があるから、お互いのことなんて一生かけても理解しきれない。(演劇学科3年 大島菜穂子)
好きだという気持ちをあきらめるのか、あきらめられるような感情だったのかと先生がおっしゃったのが印象に残りました。私は恋をあきらめたことがあるので当時どんな気持ちだったのかと思いだしました。(文芸学科4年 古田佑紀)
私は飛べなくなった女だと思いました。飛ぼうと思ったけど、失敗しました。私は阿部定よりも、吉蔵にひかれます。(写真学科3年 鴨下さり)
情熱的ですね。草彅くんの味方だと言ってくださってうれしかったです。(演劇学科3年 北村祥子)
マトリョーシカの角が飛び出てました。でも、どんどん歳をとって膨らみすぎたマトリョーシカはどうなるんでしょう。世界を破壊するように転がるのでしょうか?(文芸学科3年 高田ひかる)
「マトリョーシカ理論」は聞いていて納得できる理論だった。100%愛されるのは少し重い気もするが、それでも人を本気で愛することができる阿部定は強いと思った。(写真学科3年 磯辺駿介)
先生のお話がとても面白く興味深くて授業時間が短く感じられました。柵を作る男か井戸を掘る男がいいか?私は井戸を掘っている男にだんだん柵を作らせるような恋愛がいいなと思いました。(放送学科4年 島田知佳)
先生の話(日芸魂)はもっともだ!!と思いました。夢見て入った大学だけど全く違った道に行こうとしている自分。これでいいのか?!と思う気持ちもありますが。うーん。自分の道が見えないです。(放送学科4年 大出あゆみ)
先生のあついトークがとてもしびれました!阿部定の気持ちが少しわかります。恋愛の話はとても興味があるし、私も常に100%の恋愛をしたいと思っています。(音楽学科3年 中村 かおり)
今日も楽しかったです。私は100%向いて欲しい人間です。とはいっても何でもというわけではなく自分の仕事に打ち込むのも100%、私にも100%みたいな。こつこつ井戸を掘るのも女のため、自分のため…と思える人がいいです。(演劇学科4年 大平直子)

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