マンガ論

日芸教授・清水正の「マンガ論」へようこそ

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「マンガ論」へようこそ
『つげ義春・男と女のドラマ』(D文学研究会)は
東条真耶という筆名で刊行した、今や幻の本。
「退屈な部屋」「隣りの女」「夢の散歩」「懐かしいひと」
「夏の思いで」「事件」「池袋百点会」を女ことばを駆使して
書いた批評。
刊行当時(1998年)は東条真耶の正体が清水正であることを
看破した者はいなかった。三年後の2001年に「マンガ論」の
受講生にばらすまで、友人にも内緒にしてずいぶんと楽しんだ。


この本の中身は鳥影社版『つげ義春を読め』(2003年)に収録してある。
「清水正を読め」は豪華版・101部限定本『つげ義春を読め』の付録。内容は
●東条真耶という〈主体〉─浅沼璞(レンキスト・日芸講師)
●表現の人─此経啓助(日芸文芸学科教授)
●清水正を読む─志賀公江(漫画家・日芸講師)
●清水正の「つげ義春作品論」を読む楽しみ─下原敏彦(「ドストエーフ
スキー全作品を読む会」代表・日芸講師)
●境界のない世界─谷川彰英(筑波大学教授)
●「マンガ論に未来あれ」─三浦みつる(漫画家・元日芸講師)
●「チーコ」「西部田村事件」の思い出─山下聖美(日芸文芸学科専任講師)
●海外における「つげ義春元年」、進む国内での再評価─阿久澤騰(アメリカ文化研究家)
     

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