2009
02.24

『清水正・ドストエフスキー論全集』第四巻

『清水正・ドストエフスキー論全集』関係

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『清水正・ドストエフスキー論全集』第四巻 表紙見本
Д文学研究会(星雲社発売)
定価3500円+税 A五判上製451頁
四月刊行予定 全国の大手書店にて発売します。
『清水正・ドストエフスキー論全集』第四巻
    手塚治虫『罪と罰』を読む
         目次
手塚治虫は天才なのか!?/11
なぜ『罪と罰』を子ども向けに漫画化する必要があるのか!?/12
なぜ英語表記「CRIM AND PUNISHMENT 」なのか!?/17
手塚治虫が読んだ『罪と罰』のテキストと月報/21
手塚治虫が描いたドストエフスキーの肖像画/29
ロシア語表記のタイトル/30
鳥の眼で描かれたペテルブルク/31
猫の眼でとらえられたペテルブルク/34
『罪と罰』の主人公/36
ラスコルニコフの帽子と服装/39
老婆宅までの道程/44
漫画の描き方
・・〈省略〉〈誇張〉〈変形〉・・
原作と漫画の老婆アリョーナ/50
主人公の部屋/52
主人公の理論/53
斧・・犯行の道具/55
手が四本指の主人公たち/56
老婆宅に到る階段と踊り場/57
二人のペンキ職人/60
斧を持った〈少年〉ラスコルニコフ/62
老婆宅を訪れる原作ラスコーリニコフ/63
ペンキ職人の仕事場/68
原作ラスコーリニコフの犯行現場/70
省略されたラスコーリニコフの二つの犯行/73
犯行後のラスコルニコフの逃亡/75
冤罪で逮捕されるニコライ/78
原作ラスコーリニコフの犯行後の逃亡/80
手塚治虫の〈省略〉の横暴/87
原作『罪と罰』における時計時間/90
・・ドストエフスキー文学の本質からはずれた手塚治虫の原作解体と再構築・・
国家権力と一庶民/95
原作におけるミコライ逮捕劇/98
酔漢マルメラードフの登場/105
ポルフィーリイ判事の登場/108
・・〈犯罪に関する論文〉をめぐって・・
原作ラスコーリニコフの〈信仰告白〉/114
屋根裏部屋に戻ったラスコルニコフ/116
母親の手紙/119
・・原作と漫画の決定的な違い・・
犯行の翌日/122
・・漫画と原作の相違点・・
突然の訪問者/126
原作に秘められた男と女の性的関係/129
ラスコルニコフとポルフィーリイの対決場面/134
手塚治虫が〈省略〉した信仰の問題/140
・・原作ラスコーリニコフとポルフィーリイの対決・・
原作ラズミーヒンの鋭い指摘/144
ラスコーリニコフの〈無罪〉を信ずるラズミーヒン/147
漫画版〈手紙〉の改ざん/151
ラスコーリニコフとザメートフの対決/157
・・原作と漫画を照合しながら・・
「人間は卑劣な存在だ!」/177
・・しかし、もしそうでないとすれば・・
ラスコルニコフとマルメラードフの出会い/181
やせ馬殺しとマルメラードフの死/183
原作ラスコーリニコフの見た恐ろしい夢/191
マルメラードフの臨終/201
・・マルメラードフ一家が抱え込んでいた闇・・
原作カチェリーナの肖像/204
ソーニャの〈踏み越え〉に隠されたドラマ/207
ソーニャ登場の場面/214
『罪と罰』最大のテーマ/224
・・〈復活〉という〈踏み越え〉・・
漫画ラスコルニコフとルージンの出会い/228
・・打算で成立した婚約と、その破綻のドラマ・・
母プリヘーリヤと息子ロージャ/231
・・母を殺した息子は内なる〈ルージン〉を憎悪する・・
ルージンの悪イメージの源泉/235
・・プリヘーリヤの手紙の特質性・・
原作ラスコーリニコフとルージンの出会い/243
ルージンという存在/249
・・〈損得勘定〉と〈魂〉・・
ラスコーリニコフとルージンの対話/252
ルージンの肖像/256
原作に見るルージンとラスコーリニコフの決裂場面/262
三年ぶりの再会/265
・・母と息子の間に潜む深淵・・
ルージンからの手紙/274
想像力の欠如/280
リザヴェータ殺しの神秘/283
ソーニャの登場/285
ルージンとの対決/292
ルージンの卑劣/299
ハチャメチャな通夜の場面/301
・・グロテスクなカーニバル空間・・
ルージンの仕掛けた冤罪事件/309
バフチンのカーニバル理論をめぐって/320
カチェリーナの特異な性格/326
『罪と罰』の読み直し/330
カチェリーナとリッペヴェフゼリ夫人の激しい口喧嘩/336
スキャンダラスな冤罪事件をめぐって/343
・・卑劣漢はルージンだけなのか・・
『罪と罰』の少女漫画的な設定/347
・・ドストエフスキー文学における大いなる母性の欠如・・
スヴィドリガイロフを省略した手塚治虫/350
手塚版法事後のラスコルニコフとソーニャ/351
手塚漫画における〈省略〉の功罪/355
手塚版ラスコルニコフとポルフィーリイの対決場面/356
原作に見るラスコーリニコフとポルフィーリイの対決場面/368
ポルフィーリイとの闘いを終えたラスコルニコフの孤独/371
下水道の〈闇〉の中から出現するスビドリガイロフ/372
・・〈革命家〉と自分を天才と錯覚した〈凡人〉の闘い・・
愚弄された進歩思想家レベジャートニコフと格好いい革命家スビドリガイロフ/377
〈同志〉から〈敵対者〉へ/378
決定的決裂/384
オイディプス的野望(父殺し)の挫折/386
虚構の舞台・・復活への道/388
・・ソーニャによって傷を癒されるラスコルニコフ・・
殺人の告白/393
・・〈革命の嵐〉を拝啓にして・・
悪魔に憑かれた者と神を信仰する者/396
革命前夜のペテルブルク/398
〈階段〉を降りて〈広場〉へ/401
カーニバル空間としての広場/404
・・相対化された〈革命〉と〈神〉・・
原作ラスコーリニコフの大地への接吻/406
〈革命家〉と〈民衆〉の乖離/408
原作ラスコーリニコフの永遠の伴侶ソーニャ/410
瓦礫と化したペテルブルクを去り行くラスコルニコフ/411
・・手塚治虫の虚無・・
あとがき/414

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