マンガ論

マンガ論第二回講義

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先週に引き続き「チーコ」を演じる、演劇学科の桜堂さんと熊代君。
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 今日の講義は、「君たちはなぜ日芸に入ったのか?」という問いかけから始まった。爆笑問題やドストエフスキーの話などに学生は興味津々だった。そして授業後半は先週から引き続き、つげ義春のマンガ『チーコ』を読み、意見を交わし合う。実際に学生が演じると臨場感のためか、授業が盛り上がった。教室は生きているのである。(TAS・五十嵐)
【学生の声】
今日は、マンガ論から離れて、色々なお話が聞けて勉強になりました。今日のお話がこれから自分にどう関わってくるのかが楽しみです。(文芸学科一年 青木瞳)
「チーコ」の女性はきっと“未遂”だと思います。「見ないで!!」のところは罪悪感。最終的には疑われたことに対して私は何もしていないのに、チクショーみたいな感じだと思います。(文芸学科一年 小泉典子)
 今回初めて受講しましたが、「深いです。」作品の一端を使っての表現をここまで深くするとは思いもしませんでした。どこにでもある男と女のやりとりの中にもこのドラマが隠されているのだと感心しました。(文芸学科一年 新井優)
 
 愛の中には色んな感情が含まれているという話に興味を持った。実際その通りだと思う。憎むほど人を好きになった事はないけど、本物の愛ってそういうものなのかなと思った。(文芸学科一年 内田すみれ)
 一コマだけで無限の妄想ができるから、マンガっておもしろすぎると思った!私は楳図かずおのマンガの一コマで無限の妄想をしてみようと思った。(文芸学科一年 宗本彩織)
 ドストエフスキーについて友達の事を話している様な清水先生が印象的でした。自分も好きな作家についてその様に説明できるようになることを目指します。(文芸学科一年 寺田昌洋)
「ほんの一時しのぎと…」と言ってるシーンで女が両手足を伸ばしている。あれは、女がリラックスしているからで、つまりSEXはしていないと思う。(文芸学科二年 佐藤真一)
「チーコ」のマンガとにたようなことを昔ペットにしてしまったことがあるので、女がやったとかやらなかったとか、ということも気になりましたが、読んでいてものすごく胸が痛くて、ほとんどそれどころではありませんでした。ちなみに私はやってないと思います。男女で差が出そうですね。(文芸学科四年 櫻田真理)
 面白かったです。小説とかを分析するのには慣れてましたが、マンガを分析するのってはじめてでしたので新鮮でした。(放送学科一年 キムボミン)
今回も面白い講義でした。「日芸とはこうあるべきだ}という先生の考えに圧倒されました。今まで少しへたりがちだった自分の野心をこれからはまた燃やして進んでいきたいです。(放送学科二年 川又祐子)
 友達にすすめられて来てみました。先生のお話おもしろかったです。マンガをこんなに深く考えてよんだことがなかったので、持っているものをもう一回読み返してみようかなと思います。(放送学科二年 桑島美奈)
 先生のお話は聞いていて興味深かった。芸術に携わる人間として、今日「自分の滅却」について考えさせられることができ、楽しく、また勉強した感覚があった。黒板に字を書き、説明するだけが授業ではないのだなと感じた。熱心なお話が聞けて良かった。(映画学科二年 横山裕一郎)
 昔の日大や芸術のことやせんせいのエピソードなどをコミカルかつ論点をおさえた話し方での講義が斬新だった。今回の話がチーコとどう関係してくるかはまだ分からないが、今後のチーコの物語と上手くリンクすることを期待する。(映画学科二年 岡村大志)
 女の人はSEXまではいってなくてもあぶないとこまでいってかわしてきたんだと思います。プラスお酒を飲んでいたこともあってカッカしてたんではないでしょうか。いくら生活のためとはいえそう簡単に最後までいってたらもたないと思います。(映画学科二年 床本典子)
 私は“してない派”です。女はどうしてこんなろくでもない男と別れないのか?という話で今、問題になっているDV男のことをなぜか思い出しました。離れられない関係とはなんなのか授業を通して考えていきたい。(映画学科二年 清水里子)
 先生の長い長いお話、全部耳にいれておろましたが、いや実に将来について考えさせられます。俳優を目指すもので、やはり自分には根拠のない自信がありますが、それが世間の批判につながるのかどうかが「不安ではない」くらい何とかなると思ってます。マズイっすかね。(映画学科二年 川口美樹)
「セックスしている」に手を上げて笑っていた私です。女にもいろいろと種類があると思いますが、「チーコ」の奥さんはたとえイイ男と寝たとしても最後は夫のところに帰ってくる人だと思います。嫌々ながらにしている仕事で家系を助けるためにやっているんだから、たまにはハメはずしに使っても文句を言われる筋合いはない、という思いで反抗的な返し方をしたんだと思います。(映画学科二年 高橋茉由)
 その人テンデ、カッコいいでやんの、のところで、この男の人にやきもちをやかせて、イラ立たせようとしているので、本当のところ、やっていないと思いました。しているのなら、深く説明しないから。(演劇学科一年 岩崎恵子)
 先生のトーク、聞き入っちゃいました。僕もそう思います。すごくおもしろかったです。(演劇学科二年 尾山昂)
 文学の話が興味深かったです。神秘とか謎とか私も考えます。(演劇学科二年 大野香織)
 考えるということについて考えさせられる授業でした。頭で理解するということとは別の何か、この「何か」によって行動してしまう。普段あまりマンガを読まない私もこの作品について深く考えさせられ、ここにある様に描かれていない部分を考えて読んでいたことに気づかされました。(演劇学科二年 渡辺百桃)
 私にもこの男性の良さが全く分かりませんが、完璧な男性は付き合うと疲れてしまうのかと思いました。(音楽学科二年 伊藤歩)
スバラシイまでに長い前置きでした。太田光が頭がいいのは同意です。ムチャクチャな事してるようで、目のつけ所とか頭の回転の速さとか…(デザイン学科四年 佐藤祐介)
チーコの作品を読むのは今日で二度目。数ヵ月前につげ義春全集で読んで以来だ。なんとなく、りげなく描かれたキャラクターの心で読み取れる絵の表現を一度目より深く考えた。男と女の 掛け合いに隠されたドラマを知った。(デザイン学科四年 橋口陽平)
今日はなかなか「チーコ」へ話が始まらないと思ってましたが、学生運動の話、芸術家の志に必要なものなど、とてもきいていておもしろかったです。早く「チーコ」のラストが気になります。(デザイン学科三年 小野茉衣子 )
先生の太田光についての話がとてもおもしろかった。他の先生と全く違う授業なのですごく日芸らしくていいと思います。(デザイン学科三年 伊藤麻衣子)
私も太田光は天才だと思います。知識でなくて機転のきくトーク(お笑い)。発想など素晴らしいと思います。日芸で単位を2つしかとってないのは意外でしたが。(デザイン三年 鷲巣桃子)
初めて出席したのですが、本当におもしろい授業でした。本当は誰かもっと自分を大切にかまってくれる人の所へ行きたいと逃げ出したけど、誰もかまってはくれない、結局ここへ戻ってきた、そんな人のような気がします。そのあとで、「ほらあんた窓をあけといても逃げたりしないよ」といってるのは自分のことのような気がします。(美術学科三年 芦澤彩)
 

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