清水正のドストエフスキー論

ドストエフスキーの今日的課題

わたしは十七歳で米川正夫訳『地下生活者の手記』(新潮文庫)を読んで以来、四十年近くもドストエフスキーを読み続け、
批評し続けてきた。今も『カラマーゾフの兄弟』論を書き継いでいる。なぜこんなにもドストエフスキーに執着するのか。
それは彼の文学が十九世紀ロシア文学という時代と民族を超えて、今日に生きるすべての人間の諸問題に肉薄しているからである。

 

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