【今回のマンガ論では、望月 峯太郎『ドラゴンヘッド』と、浦沢 直樹『モンスター』をとりあげた。清水教授は両作品について、双方とも、事実上第1巻で終わっている、と批評された】
私も出版社が作品をダメにしていると思います。特にドラゴンボール、幽遊白書、DEATH NOTEなどジャンプの漫画を読んでいるとそう感じます。私たちの世代には熱くなることを蔑む風潮があると思います。享楽的というか。だから怒らないのだと思います。 今、池袋で日野日出志さんの漫画を原作にした映画やってますね。(千田沙都・演劇学科2年)
ボクも「ドラゴンヘッド」はトンネルの中が一番良かったと思う。最初あのマンガを読んだ時は、トンネルの中で話が完結すると思った。(田中大喜・文芸学科1年)
「ジャーナリズムは問題提起できても解決できない」それをただ見ているだけの私たちは何もしていないことになるんだな、と思った。(高橋由季・文芸学科1年)
「ドラゴンヘッド」、一巻は面白く、すぐに読めた。しかし、2巻から、読むのがつかれてしまって途中で断念してしまった。確かに、世紀末的崩壊や、信仰にくるってしまう姿を見せるのは、時代遅れと思う、もう見飽きた読んだ時代が悪かった。「モンスター」は、2巻以降もサスペンス的面白さに、1巻目ほどの重みはないが、精神的重さを引きずっていて、良かった。「モンスター」の面白みは計画性が有った(無意識に計画していたのかも)。「ドラゴンヘッド」は、偶然の産物という気がしました。 あと、藤田和日郎の「からくりサーカス」おすすめです。是非読んで、色々聞かせて下さい。話しをしたいです(武田英樹・映画学科1年)
「ドラゴンヘッド」は読んだことがなかったけど、今日の説明を聞いて、是非読んでみたいと思いました。才能ある人たちが純文学ではなく、マンガや映画などの分野に流れているという話はなるほどなと思いました。(稲本登史彦・文芸学科1年)
『ここではないどこかへ行けるか』 内から外へ行くのではなく私は闇の世界から更に私個人の内へと行くことがたまにあると思います。これは外へ行こうとして行けなかったからしょうがなくて内へと行こうとしたのか最初から内へ行こうとして行っていたのかはもう覚えてません。気がついたらたまに自分の内に入っている事があります。内に行くと何か考える時もあるし何も考えない時もあるしよくわからない時
もあります。外から見た人の話によると電源のON/OFFのようで本当のぬけがらのようらしいです。(神津一誠・文芸学科1年)
今日の話しは少し難しかったです。「ここではないどこか」という言葉が印象に残りました。(笹本薫・文芸学科1年)
ドラゴンヘッドは最初の一巻はおもしろかったけど最後になるにつれてしつこい感じになっていた。(鳥本江美・デザイン学科2年)
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