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マンガ論 第十回講義
【学生の声】
「死の勝利」 人は死ぬためにはいきてはいないけれど最終地点は「死」なのでしょうか。人の最終地点について知りたい。(演劇学科2年 潘芽具美)
手塚さんの絵は見やすさを強調していたり、ドラマ性を出していたりしますが、原作の方の哲学、倫理的な表現は絵では難しいのだと思います。(演劇学科2年 三好麻美)
始めからなにもないのだから、ニヒリズムはありえない―。これにはとても驚きましたが同時に、あぁ、なるほどと納得させられました。神を失ったことからくる虚無感がニヒリズムでは、今の日本をとりまくこれは何から来ているのか、そこに興味がわきました。(文芸学科1年 山本裕美)
この前マンガをやっと手に入れたので、家で読んでみたのですが、さっぱりで、今日の先生のお話や今までのことを思い出しながら読むとおもしろかったです。正直、何も考えないで読んだらつまらなかったので。今日のお話を聞いてより、原作を読まなけりゃ、これ以上おもしろくは読めないと思いました。あと人間の存在も。(文芸学科1年 大谷明子)
質問された方が居ましたが、私も“ひし形の部屋”が気になりました。しきりに繰り返すので……。四角形とか、いろいろ考えましたが、とても浮かんできませんでした。まだまだです。(文芸学科1年 中村亜沙子)
2000年の時を越えてソーニャの部屋にイエスが復活、それを暗示するだけでもすごいのに、人物の配置まで考えられているドストはヤバイ……。なんか魔方陣ぽいですよね。ますます……。(放送学科2年 秋田尭律)
はたして、手塚さんは本当にドストエフスキーの言いたかったことを理解していなかったためにこのマンガになったのか。それとも理解はしつつすべてを無視して『手塚治虫の』罪と罰を描きたかったのか……。私は、後者だと思います。(演劇学科2年 三浦里沙)
高校のときにハイデッガーについて学んでいたので興味深かったです。
木田さんの本も読んでみようと思いました。(文芸学科1年 笠原早有実)
ラスコルニコフが土に口をつける場面で、手塚は無秩序な言葉を様々な人に言わせているという話に、ぞっとした。今の日本社会にもカオスが迫ってきているのだということを考えさせられた。
人間は死に向かって生きているというハイデガーの思想は、マヒして死を考えなくなったことによって、安定した人の心を乱す様に思えるが、眠いときのミントのように私たちの心を揺さぶり起こす。(文芸学科1年 坂本如)
手塚のマンガからドストエフスキー、ドストエフスキーからキリストまで話が及ぶとは思いませんでした。(文芸学科1年 畑菜月)
「ほんとはこの話をしたら5時間ぐらいかかるから」と先生が何度も言っていたのを聞いて、あらためて内容の濃い授業を受けているんだなと実感しました。(文芸学科2年 高垣雄海)
いまのうちにたくさん良い本を読んでおきたいです。夏休みを利用して今年は知識を付けたいと思いました。森光子さん、気になりました。若い!!(放送学科2年 青木美緒)
マンガの作者によって同じ人物でも顔が違う。考えると印象がかなり変わってくるように思います。秋田君、写真撮るタイミングに困ってましたよ(笑)(放送学科2年 吉池勇人)
2009年6月29日
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