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マンガ論第十三回講義


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 今日は、武富健治著『鈴木先生』というマンガの紹介から始まった。この作品は、中学校の教師である鈴木先生が、生徒たちに起こる一見些細なことのようで重大な事件の数々を熱血的に解決していく話である。子供にとってはどんなに大事件でも、それは大人になるにつれてつまらない出来事になってしまうものだ。それぞれの時流のギャップに驚く。授業の後半は、学生のリクエストからドストエフスキー『罪と罰』のマルメラードフの告白場面を取り上げた。作者しかわからないことを行間から読み取る力の大切さをあらためて感じた。(TAS・五十嵐)


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 【学生の声】

 『鈴木先生』、読みたくなりました。最近の子供ってこわいでですね。でも、それを話のかたちにする(ねた)大人はもっとこわいかも。(放送学科1年 金甫玟)

 今日の講義を聞いて、私は本当の意味で『罪と罰』を読んでいなかったんだと気づかされた。その時、その時で、なぜこのような書き方をしたのかわからなければ、著者に失礼なのだと感じた。(映画学科1年 豊歳遥介)

 マルメラードフの話に空白の時間があるのはわかっていましたが、その空間へのそうぞうまではしていなかったので、ソーニャはどこへ行ったかなど、小さな疑問は放っておいたままでした。人がセックスしていい年齢、初めての相手など性的な疑問や問題は環境によるのだと思いました。(映画学科2年 髙橋茉由)

 絶対に『鈴木先生』読みます!はまってしまうに間違いありません。(文芸学科1年 宗本彩織)

 『鈴木先生』はBSで特集をやっていたので知っていました。世の中ってホント、くだらないことでできていると思います。(文芸学科1年 小泉典子)

 手塚治虫がラザロの復活のシーンを抜かしたのはキリスト教に明るくなかったか、日本人にキリスト教文化を伝えることを放棄したからだと思う。キリスト社会の公共性を日本人に伝えるのは困難だ。私はそう思う。(文芸学科1年 角朋美)

 「豚だ」「豚でない」の話を聞いて、翻訳って本当に重要だと思った。(文芸学科1年 内田すみれ)

 まさか大学の授業で人生の醍醐味が聞けるとは思いもよりませんでした。(演劇学科2年 亀田梨紗)

 学生って、学び生きる、なのですね。先生に言われて気付きました。(演劇学科2年 村中恵子)

 『鈴木先生』というマンガの話の中で、性関係を持つ年齢の低さには驚いた。(文芸学科1年 玉真雅史)

 ぎょうかんをよめ!のイミが少しだけわかったように思います。『罪と罰』がすかすかでもう一冊書けるというのにすごく興味をひかれました。(演劇学科2年 渡辺百桃)

 老婆がアリョーナにも人生があった!!ドストエフスキーにもの申す先生に感激しました。その通りですね。ただ読むだけでは読んだことにならない。先生の熱いパッション素敵です。今日は酢豚問題や豚ではないと断言できるかなど、豚豚豚で豚が食べたくなりました。(演劇学科2年 安藤裕美)

 キリストが初体験っていうのは、ダビンチコードでも、儀式でやっていたので、本当に文化としてあるんだなあと思った。(演劇学科2年 岩崎恵子)

 今日は手塚治虫の書いたマンガでは描かれていなかった部分についての話でした。私はラザロの復活が描かれていなかったにおは、日本には神々が大勢いることが関係しているのでは?と思いました。来週の先生の見解を聞いて確かめたいと思いました。(映画学科2年 清水里子)

 100年後も読まれ、影響を与えられる作品を生きているうちに私もつくりだしたい。(文芸学科1年 柴田暁人)

 文学作品を読むということがわかりました。ここまで想像し、考え展開し答えを出すことなんだと思いました。また『鈴木先生』も読んでみたいです。(演劇学科2年 若林亜貴)

 「Yahoo! の立ち読みみたいにされるような男になるなよ」という言葉が最高でした。(演劇学科2年 島田桃子)

 先週出席できなかったので今日が後期初授業だったのですが、あいかわらず熱くて「評論」というものに興味を持てるような授業で楽しかったです。(文芸学科4年 櫻田真理)

 「鈴木先生」は、とても現代を表してると思った。学生は学に生きるという先生の言葉で考えさせられた。(デザイン学科3年 伊藤麻衣子)

 先生がマルメラードフの誤訳に並々ならぬ憤りを感じていることがすごく伝わってきました。「鈴木先生」気になります。(美術学科2年 白野鮎美)

 昔は誤訳というのにそれほど注目していませんでしたが、先生の話を聞いて昔、気づいた誤訳を考えてみようと思います。(文芸学科2年 佐藤真一)

 ソーニャの相手がキリストというのはショックでした。彼女には大切な人はいなかったのだろうか……。(文芸学科3年 佐藤まり子)

2008年9月29日

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