マンガ論第十二回講義
後期授業第一回は、中原中也・長谷川泰子・小林秀雄の三角関係について取り上げることから始まった。中也と泰子の関係は一言では言い表すことができない一種のおかしさがある。泰子を秀雄に奪われた後も、何かとしゃしゃり出てくる中也の姿は、むしろ滑稽でもある。その後、講義は手塚治虫『罪と罰』に移る。この作品には、ドストエフスキーが言いたいことが、すっぽり抜けている。それは、手塚治虫自身がマンガ家として得意な分野を描いたということであり、彼の持ち味であるとも言えるだろう。(TAS・五十嵐)
【学生の声】
「ゆあーんゆよーん」のフレーズは神がかり的だと思います。(デザイン学科4年 佐藤祐介)
中原中也の三角関係の話が昼ドラ顔負けにドロドロしていてよかったです。(演劇学科1年 迎詩穂里)
先生のダイナミックさに、少し驚いてしまいました。(美術学科3年 中田伊美)
二ヶ月ぶりにキャンパスに来て、何か輝いているオッサンがいるなあと思ったら清水先生でした。(文芸学科1年 寺田昌洋)
中原中也話面白かったです。もっと!もっと!(文芸学科2年 佐藤真一)
2ヶ月ぶりの先生の話に頭をたくさん使わせて頂きました。先生の脱線話が大好きです。(演劇学科2年 亀田梨沙)
ポルフィーリィの顔の話びっくりしました。罪と罰は読めば読むほど発見がある深い話だと改めて感じました。(演劇学科2年 安藤裕美)
ソーニャは父をブタと思われないし、ブタでないのだろうけど、実際の話だったら、父がブタであった方がソーニャの悲しさが救われると思う。(演劇学科2年 岩崎恵子)
手塚治虫が「虚無」というのには、なるほど!と感じました。私も「愛」とかじゃないよなぁと思っていたので。芸術家って感受性豊かだからか、すごい恋愛が多いですよね。(映画学科2年 大久保希美)
今日の講義を聞いて、私はもう一度原作の罪と罰を読んでみたいと思いました。そして、自分なりに再構築してみようと思う。それで、自分なりに罪と罰をより深く理解したい。(映画学科1年 岡田琢郎)
今日の先生の講義はいつも以上に熱がこもっているように感じられた。言葉で言い表すことは出来ないがなにか胸にガツンと衝撃を受けた。(映画学科1年 豊歳遥介)
実は前から気になっていたマルメラードフの「ブタでないと言えますか」がなぜ重要なのかわからなかったけど、話を聞いてようやくわかることができた。(文芸学科1年 斉藤功)
40年間ドストエフスキーを読み続けている清水氏の話は、やはり40ねん分の熱があるな!と思った。(文芸学科1年 宗本彩織)
夏休み明けの授業だったけど、やっぱり清水先生には元気で、ねむくなりませんでした。(演劇学科2年 中村彩乃)
汚れちまった悲しみですよ、世の中は。それでも俺らは幸せになりたいのです。(美術学科4年 川名祐輔)
久しぶりのマンガ論の授業で夏休み中に『罪と罰』の原作を読んでいたので先生の話していらっしゃる部分がわかって、今までよりおもしろいなと思いました。また中原中也さんの詩は朗読課題として練習していたことがあったので、中原さん自身の恋愛の話を聞くことができて嬉しかったです。文学って深いなあといました。(映画学科2年 髙橋茉由)
中原中也から手塚治虫までが悩んだ(と思われる)「愛とは何ぞや」という問いに対して、解答が得られる日はくるのだろうか。(文芸学科1年 柴田暁人)
台本があるわけでもないのに止まることの知らない先生の講義から先生の熱情が見えたような気がしました。(放送学科1年 キム・ボミン)
もっと罪と罰の先生の考える再構築説を聞きたいです。(演劇学科2年 大野香織)
ポルフィーリの顔や姿の違いなど、気付かなかった所にマンガ論の楽しさを確認できました。(文芸学科1年 玉真雅史)
チェーホフなどロシアが好きです。なので『罪と罰』のはなしもたのしい。中原中也の女みたいに、気強くなりまいです。(演劇学科2年 和田菜美子)
本題よりも三角関係の話が頭に残りました。あれほど大変なものは無いけど、聞いてて面白いものもないです。(演劇学科2年 櫻堂美夏子)
先生の話をきいていると、なんかぜんぶにうらうちがあってそれをよみとくことでもっとたのしめるんだなと、本当に感じます。THE☆再構築ですね** (演劇学科2年 渡辺百桃)
ラストのソーニャの話は考えてもみませんでした。私はソーニャがどうしてお金をあげたのかわからなかったのですが、今日すっきりしました。(演劇学科2年 米山愛美)
2008年9月22日
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