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マンガ論第六回講義


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カラマーゾフの兄弟について解説する。未読の学生も熱心に聞き入る。




今日はつげ義春『ねじ式』をテキストとして授業を進めた。また志ん生落語、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』など歴史に残る偉大な作品の話も交え、『ねじ式』のコマの奥にある父性、オイディプス的表現、母胎回帰などの隠された意味を浮き上がらせてゆく。





【学生の声】

「ねじ式」は、つげ義春さんの作品の中でも殊に独特な画風で描かれており、セリフの使い回しも面白いなあ、という印象を受けました。扉絵の黒く塗り潰された飛行機の絵、15Pno「産婦人科です~」のセリフから見て取れるように、エロスがテーマなのかなと思います。つげさんの母胎回帰の願望を強く感じました。あと、銀河鉄道の夜とカラマーゾフの兄弟のつながりも興味深かったです。(放送学科一年 長尾江莉奈)

「つげ義春を読む」を読んで、一番気になっていたのが今日の「ねじ式」でした。私の父が「ねじ式」だけ持っていると言っていたように、代表作となっている理由が私には分りませんでした。でも何回でも読みたいと思います。(音楽学科二年 松下真子)

「カラマーゾフの兄弟」・「銀河鉄道の夜」と他の作品を絡めながらの「ねじ式」でしたが、私はその2つを読んでいないので、わからない部分もありました。でも「銀河鉄道の夜」を読んでみたいと思っていたので、この機会に読んでみようと思いました。「ねじ式」は少し前に読んでいたのですが自分の中でなかなかつながらず、今でもしっかりとした解釈は生まれていないので、もう少し考えてみようと思いました。(映画学科二年 高橋茉由)

なめくじの話が気持ちわるかったです。私は、「罪と罰」を読んでいません。演劇学科だからというのではなく、ちゃんとよまなきゃなぁと思いました。今回のねじ式は、今まで授業でよんだ中で、一番恐かったです。電車に乗ってるときの奇妙なかんじがたまらん。(演劇学科二年 和田菜美子)

ねじ式はよくわからないマンガだった。先生の解説の中で"銀河鉄道の夜"が出てきたのはびっくりしました。(映画学科二年 清水里子)

先生の本を読んで一番読みたいと思った作品でしたのでうれしかったです。マンガってとてもかるく楽しめるものだとずっと思ってたんですが、ねじ式を読んで、マンガの底知れぬ可能性が分かってきました。面白かったです。(放送学科一年 キム・ボミン)

私はとにかく読解力がないので宮沢賢治の作品世界がまったく理解できずよむのが本当にきらいでした。しかし、先生の話をきいているとなんだかすごくおもしろそうに思えてきてとてもきょうみをひかれました。ぜひもう一度せっかく全集? をもっているのだから読んでみたいと思いました。(演劇学科二年 渡辺百桃)

今日はたくさん脱線した日だった。自分的にはねじ式の批評をききかくてしかたなかった。帰ったら本をよむとしよう。(映画学科一年 豊歳遥介)

カラマーゾフの兄弟と、銀河鉄道の夜の話がおもしろかったです。ちゃんと読んでみたくなりました。ねじ式は作品全体がエロティックだと思いました。(美術学科三年 宮原江仁香)

途中から、自分の中でほとんど理解しきれていなかった銀河鉄道の話が聞けて良かったです。ねじ式の話(絵)がいままでと違って驚きました。(演劇学科二年 亀田梨紗)

今日のねじ式とい作品は今まで読んだ作品の中で一番理解しづらい作品でした。なんで、傷口をふさぐのが水道の蛇口なのかなと思いました。また、カラマーゾフの兄弟を読んでみたいです。(演劇学科二年 若林亜貴)

ただのシュールなマンガが、清水氏の解説によってエロティックな作品へ変化していてビックリした。「チーコ」で描く人間像と全く違って魅了された。(文芸学科一年 宗本彩織)

「ねじ式」一番好きな作品なので深く知れてよかったです。もっと深く知りたいです。オイデプスとドストエフスキーの作品とつげ義春はつながるなぁー。(文芸学科一年 小泉典子)

2008年05月26日

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