マンガ論【学生の声】
【マンガ論第14回目。今回は「千と千尋の神隠し」を取りあげる。「風の谷のナウシカ」などにも触れながら宮崎アニメについて授業が展開された。次回は「となりのトトロ」を取りあげる予定。なお、今回は「愛と癒しの深層に虚無と絶望の世界」(02/3/7)「「千と千尋の神隠し」マンガ論の教授が語る人気の秘密」(02/3/3)のプリントを配布した。】

出席者65名中15名
虚無と愛の戦い、すごく面白かったです。(佐々井宏太・映画学科2年)
千と千尋など宮崎作品を単に子供向けの娯楽作品ととらえていたが、先生の話を聞いてそうでないことが分かった。じっくり見れば食べてブタになったシーンの意味が自分で理解できただろうか?本当にためになった。(井坂健・文芸学科1年)
カオナシが宇宙大にまで広がることや、背景からも多くの情報を読み取れるというのがすごいと思った。(和田遼太郎・映画学科1年)
一見、愛に溢れているように見える宮崎アニメも虚無が描かれていることは意外であった。(辻田幸樹・放送学科1年)
千と千尋を映画館で観たり、TVでの放送ででも何度か観ました。そのときの映像が鮮明に浮かびます。食事(何かを食べるシーン)では何故か言いようのない恐怖感を覚えたのですが先生の説明を聞いて納得しました。(折原由佳・美術学科2年)
ただおもしろかったという感想しか持ちえなかった。千と千尋〜も、清水先生にかかればこんなにも奥深いものになるのかと驚きました。となりのトトロをどのような視点でみるのかとてもたのしみにしています。(田中愛美・文芸学科1年)
私もずっと、カオナシはアイデンティティを失った存在なのだと思っていました。ジブリ作品は、深読みしないと真意がつかめない作品だと思います。(中村仁美・文芸学科1年)
千と千尋の神隠しをただの娯楽作品としてしかとらえてませんでした。今日TSUTAYAで借ります(文芸学科1年 金子恭未子)
千と千尋の神隠しの舞台背景、看板や模様などに意味があったなんて驚きました。もう一度見返してみたいと思いました(演劇学科2年 市瀬泉)
千と千尋に対する考え方が変わった。今までは「よくわからない映画」と思っていたけど、解体してみると色々なことが秘められていたのですね。めでたしめでたし、じゃなかったんですね・・・・。コワイ(映画学科2年 伊丹 濯)
記事のカオナシの部分がとても気になった。現代人の<虚無>というくだりだ。私はこの部分を読んで、現代人だけでなく、現代の社会にも<虚無>が蔓延し始めているのではないかと思った(文芸学科1年 橋本 祥大)
顔無しが現代人の虚無の象徴という話が面白いと思いました。彼を飼い慣らしてしまった銭婆のキャラが確かに分かりません(文芸学科3年 木下 知昭)
カオナシ=虚無=現代人の象徴ということはなるほど、納得いきました。また、同時に肥大化する様子がエゴイズムの塊であるような感じも受けましたが。併し、先生の仰る通り、そこからの脱却方法を何も描いていないことには同感です(文芸学科1年 小高 大輔)
確かに千と千尋は何も解決せずに終わってるなと思いました。結局大きな問題は何も終わってない。カオナシはまだいるし、ハクだって、あそこから出ていない(美術学科3年 加賀屋 朝子)
千と千尋って実は在日韓国人の視点から見た世界観とも言われてますよね。名前を奪われて知らない世界で生きていくってどれだけ大変なことなんでしょうか(デザイン学科3年 岡 美里)
2007年11月12日
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