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マンガ論【学生の声】


【マンガ論第12回目。今日は日野日出志「蔵六の奇病」を取りあげる。つげ義春、「罪と罰」、ブリューゲルの絵画、ニーチェの言葉などに触れながら1コマずつ丁寧に読み込んでいった。テキストを単なるホラーマンガと捉えずに、蔵六の心を深く読みほどく。来週も引き続き「蔵六の奇病」。いよいよ後半へ入っていきます。】

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出席者63名中17名

ここから続き

『七色のウミまではくようになった』→ネズミがペロペロというのがはじめは気持ち悪いとしか思わなかったけど、蔵六の信念とかそういうのを思ったら本当に気持ち悪いとか思わずに見れたのが今回おもしろかったです。あと、先生がまた映画名忘れちゃったのがかわいかったです(笑)(映画学科1年・長谷川加織)


ヒノヒデシ先生の作品を初めて読むことができて興ふんしております。自分はこの作品をホラー漫画だとは思わず純芸術の表現作品だと感じました。(デザイン学科3年・橋口陽平)


1枚目、タイトルページの枯れ葉がコウモリにみえてブキミさがかきたてられた。木にまきついているツタも腸にみえてくる。見た人に、様々なイメージをもたせるのは最近の人にはあまりみられない気がする。(映画学科2年・本多正樹)


七色のでき物がすごく気になるので、ぜひカラーで見たいなと思いました。蔵六はおっかあにあきらめられて、本当に一人ぼっちになってしまうんですね。(映画学科1年・栗原伊純)


最初に読んだ時はただ「気味が悪い話」だと思っていたが、罪もない蔵六がひどい目にあっていく様は、世の中の無情を表しているようで、複雑な気持ちになった。(美術学科2年・廣瀬成美)


はじめて読んだときはふきでものを何も感じなかったが今日読んでちょっと心にひっかかった。マンガのコマをいちいち言葉にできるのが今さらながらすごいと思った。(演劇学科2年・下鳥遊)


人間と違うモノの間で蔵六の母親の母性の葛藤がせつなかった。(文芸学科1年・橋本祥太)


最初は本当に読むのもためらわれていたのですが、何度か読み続けていくたびにこの話の本当の意味が見えてきた気がします。来週も楽しみです。(映画学科2年・佐々井宏太)


「蔵六の苦しみ=芸術家の苦しみ」という構図がすごく良かった。なんだかこの作品、すごく深い気がしました。(映画学科2年・伊丹濯)


臓物を思わせるグロテスクな森や沼、どんどん酷くなっていく姿とは対照的な蔵六の美しい心が印象的だった。(放送学科1年・永島糧)


蔵六の絵(色)に対する想いや村人の蔵六への行動は現代の芸術をこころざす者においても共通していえることだと思いました。(放送学科1年・多田さおり)


1コマ1コマじっくり読むことで、日野日出志のすごさがあらためてよくわかった。(映画学科1年・和田遼太郎)


蔵六は芸術家だと思った。その芸術を無意識でやってることが一番怖しい気がした。(文芸学科1年・井坂健)


初めてまともに読み込みました。キャラクターがよくできていて、表情やしぐさにはっとさせられます。(文芸学科1年・重村友紀)


都合の悪いものは排除するという人間のいやらしい部分をあえて描き私達に問いかけてくる作品であった。(放送学科1年・辻田幸樹)


蔵六の奇病は夏休みの間に読んでいたので先生のおっしゃっていることがとても理解しやすかったです。(演劇学科2年・小久保真美)


蔵六がものすごく切なかった。自分とかさなる。社会とは、普通とは。蔵六がすごく切ない。(美術学科3年・加賀屋朝子)

2007年10月15日

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