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韓国ソウルで『冬のソナタ』を読む(1)


始めに

今回、韓国へ一ヵ月の留学をするにあたって、別にとりたてて何の準備をしていなかったのだが、韓国へ行くなら是非とも『冬のソナタ』を見ておくべきだという人があった。『冬のソナタ』が日本で爆発的な人気を博していたことは知っていたが、わたしは元来流行ものには頓着しないのでまったく関心がなかった。それでも何回かすすめられているうちに、そこまで言うなら第一話だけでも見ようかという軽い気持ちで、DVD版の一巻を学校から持って帰った。夜中、家族の者が寝静まってから、ひとりテレビの前に横になった。結論から言おう。わたしは一巻に収まっていた三話を立て続けに見てしまった。翌日、残りの六巻を一気に見てしまった。二日間で全二十話を見おわって思うに、確かにこのドラマは途中でやめることができない構成になっている。甘く切ないテーマソングに始まり、叙情的な映像、いい女といい男の組み合わせ、ドラマが終わると次回予告、次回を見るとテーマソングの後に必ず前回の粗筋が紹介される。つまり第何話から見てもオッケーなのである。

 さて、わたしは今回、主に『冬のソナタ』の第一話を取り上げて、このドラマの特質性を浮き彫りにしたいと思う。

2004年10月06日

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